CASE STUDY|リノベーションの流れ
BUILD -リノベーション工事
解体
解体工事は内装・配管・配線等の既存の構築物を撤去する作業を指します。
解体によって発生する廃棄物の量、廃棄物の運搬経路、作業員の数など、様々な要素で金額が上下します。スケルトンであれば、内装・配管・配線なども含めて全て撤去するので、お金も余計にかかります。
予算やプランに合わせて解体の範囲を決めるのも私たちの重要な仕事です。

解体された間仕切りボード・軽量鉄骨材です。廃材はこのように、分別して集積されていきます。

解体の作業と、廃材の撤去作業が順調に進行していきます。壁はボードが取り払われ、団子ともよばれるG.Lボンドの塊が現れています。床のボードも取り払われ、根太が現れています。

廃材の撤去も終わり、スケルトンの状態となりました。既存トイレが残されているのは、工事初期の仮設トイレとして使用しようと考えていたため(現場近くで確保出来たため、結局使用せず)。
墨出し

リノベーションの設計図を、床、壁、天井に墨壺を使って描く作業です。
壁・柱・床などの中心線の位置、仕上げ面の位置またはそれらの逃げ墨を書いていきます。 現場ではこの墨を頼りに作業が進んでいくので、重要な作業の一つです。
スラブにいよいよ設計図を描きます。この墨に基づいて、工事は進行していきます。
解体完了からこの墨出しまでの2週間ほど、現場はお休みでした。工事の進行とユニットバスの搬入時期を併せるためです。その間も、施工図の承認、色決め等に担当者は追われます。
壁・柱・床などの中心線の位置、仕上げ面の位置またはそれらの逃げ墨を書いていきます。 現場ではこの墨を頼りに作業が進んでいくので、重要な作業の一つです。
スラブにいよいよ設計図を描きます。この墨に基づいて、工事は進行していきます。
解体完了からこの墨出しまでの2週間ほど、現場はお休みでした。工事の進行とユニットバスの搬入時期を併せるためです。その間も、施工図の承認、色決め等に担当者は追われます。
給排水衛生工事
給水管・排水管・給湯管は一日で配管終了です。手前から、キッチン、洗面所(トイレ)、洗面所(バス)と管が立ち上がっています。ちなみに、白の管が給水、黒の管が給湯、灰色の管が排水になります。
ガス工事
ガスが通るフレキ管の配管が完了しました。ガスが通るフレキ管の配管が完了しました。
電気工事
CD管(主にオレンジ色の管)の配管が完了です。ホームシアターをインストールする本工事では、配管するCD管はΦ22・Φ28・Φ36の3種類、総延長は160mにおよびました。
換気空調工事
スパイラル・ダクトを吊り込みました。写真は、キッチンの天井部になります。当初、原設計では、ダクトは露出配管する予定でした。
しかし、実際に天井を開けてみると、なんとか、天井の中に納めることが出来そう!天井の断熱材を少し削り、隠蔽配管してしまいました。
綺麗目な部屋なので、ダクトが剥き出しよりも、隠れているのは、部屋の出来映えにプラスに働きました。さらに、当初の設計にあった、リビング入口のR天井も中止に。工種が減り、コストダウンにもなりました。
このように、現場でプランが変化していくのも、リノベーション工事の醍醐味です。
しかし、実際に天井を開けてみると、なんとか、天井の中に納めることが出来そう!天井の断熱材を少し削り、隠蔽配管してしまいました。
綺麗目な部屋なので、ダクトが剥き出しよりも、隠れているのは、部屋の出来映えにプラスに働きました。さらに、当初の設計にあった、リビング入口のR天井も中止に。工種が減り、コストダウンにもなりました。
このように、現場でプランが変化していくのも、リノベーション工事の醍醐味です。
内装工事
壁や床、天井を作る工事が内装工事の範囲になります。
一般的なマンションでの施工方法は次のとおりです。
床は置床とよばれるもので作っていきます。
壁と天井は、LGSを使って下地を作ります(当該工事では、LGSの隙間に防音のためにグラスウールを充填しました。)そこにプラスターボード(石膏ボード)を貼っていくと壁や天井が出来上がるというわけです。
リビングの壁LGSが施工完了です。ちなみに、スタッドもランナーもLGSに含まれます。
どちらも同じものを指していると考えて良いです。

リビングの壁裏にグラスウール吸音材を充填しました。

電動スクリーンが収まるスクリーンBOXをとりつけました。
リモコン動作でスクリーンは上下します。
木工工事
木製のフローリング貼りや木製建具枠の建込みが木工事の範囲になります。
木製フローリングと一口に言っても、材質によって現場の対応は大きく異なります。
無垢材、積層材、合板フローリングと、千差万別。無垢材や積層材は特に、養生も含めて施工には神経を使います。
際根太の施工が終わって、いよいよ置床に入ります。まずは、防振アジャスターを床スラブに配置。その上に、パーチクル・ボードを置いてゆきます。床スラブとボードの隙間には、防音のため、グラスウールを充填しています。
この写真だと、床下の構造がよくわかります。このあと、遮音材を敷いて、フローリングを張れば床は完成です。
無垢のフローリングは1枚1枚、表情が違います。なるべく良い表情のものが、目立つところに配置されるように気を使います。この現場では、打ち合わせの結果、リビング→廊下→スキップフロアという序列で選りわけていきました。
しっかりと床の施工面を清掃し、いよいよフローリングを張っていきます。
フローリングのオーク材に最後の仕上げです。オークのオスモカラーウッドワックス(No.3111)の拭き取り塗装を施します。今日と明日は、塗装の職人以外は現場に立ち入り禁止となります。
フローリングにワックスを塗っていきます。使用するオイル・ワックスはドイツのAURO社のもの。このワックスは、石油系溶剤・合成顔料などを一切使わず、すべて自然の材料を原料としています。
リビング・廊下のフローリングが完成です。木目や節、天然木の木肌はなんとも楽しく、ながめていてもあきません。
家具工事
リビング書棚の据付が完了です。
納戸の書棚も据付完了です。
スキップフロアのCD棚を仮置きします。このあと、現場で白に塗装し、据え付けます。
部屋のオーク材に合わせたオリジナルのTVボードです。片側の戸が開いているデザインを、キッチン裏に収まる予定のキャビネットと合わせることで、部屋全体に統一感を出しました。
シンクや設備が入る前のキッチン本体です。この工房で、仕様の細かいチェックを行います。
オーク材の突き板で作った建具。突き板も材木屋さんに出向き、吟味したものを使っています。
設備器具工事
トイレの洗面器を据え付けました。
トイレのサティス便器を据え付けました。
キッチンとキャビネットの据付完了です。最後にステングロスで天板を綺麗に掃除します。左官工事
左官工事の初日は、ブラスターボードの目的をパテで埋めていきます。要は、綺麗に濡れるように、しっかりした下地作りをするわけです。
部屋の印象を大きく左右する壁の塗装材。今回イメージしていたのは、地中海の街並みにみられる素朴な白い壁。存在感があるんだけど、主張しない。そんな材料があれば・・・。
塗装材は必ず、施工前に見てもらいます。職人によってコテ味も違うし、カタログで見るものと実物では色も質感も異なるからです。今回は7種の塗り見本を用意しました。
一般的なシルタッチ(フジワラ化学)の塗りっ放しと押え。ドロプラクリーム(水土社)、ドロプラクリームと珪砂を混ぜたもの、エコへーベル(旭化成)等です。
このように、いろいろな材料を提案出来るのも湘南リノベの強みです。
壁の入り隅部も綺麗に塗れています。よーく写真をみてもらえば分かると思うんですが、巾木がありません。通常であれば、巾木がある部分は適当に塗って、被せてしまえばいいのですが。そうはいきません。施工精度は床の仕上がりから5mm。職人さんにはよーくお願いしました。
今回の仕上げはコテ味を出さない、いわゆる押え工法。左官は一発勝負のため、職人さんがコテムラが出ないよう、慎重に仕上げていきます。特に、写真のような出墨部分は、一番気を使うところです。
エコへーベルの主な工程はこんな感じです。初日に下地を整えて、あとはひたすら仕上げる。今回は正味4日で仕上がりました。が、左官材が硬化するまで、しっかりと養生をしなければいけません。
エコヘールベルは寒い時期であれば、塗ったあとに1週間は空けるのが望ましいでしょう(工程の関係でなかなか難しいですが)。 今回の施工では、本来の白い色が綺麗に出てくるまで、2週間ぐらいかかりました。塗って間もない頃に見ると。なんか違うなぁ〜と思うかもしれませんが、ご安心を。逃げた下地材の水分も乾いて、しっかりと硬化すれば、相当な強度が出るのも、この材料の特徴です。
エコヘールベルは寒い時期であれば、塗ったあとに1週間は空けるのが望ましいでしょう(工程の関係でなかなか難しいですが)。 今回の施工では、本来の白い色が綺麗に出てくるまで、2週間ぐらいかかりました。塗って間もない頃に見ると。なんか違うなぁ〜と思うかもしれませんが、ご安心を。逃げた下地材の水分も乾いて、しっかりと硬化すれば、相当な強度が出るのも、この材料の特徴です。
完成

全ての養生を撤去し、竣工クリーニングを行い、いよいよ完成です。
このあと社内検査、施主検査を経て、引渡しとなります。
今回のリノベーション工事の所要日数は70日。ホームシアター関係の工事(防音・ワイアリング)があったこと、左官工事にしっかりと日数をとったので、通常の同規模の工事よりも日数を要しました。